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MIYUの日常を綴ったブログ

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【第5話】コウノドリ【子宮内胎児死亡・産声無き出産は中絶でも…】

今期はコウノドリを楽しみに一週間を生きているMIYUです、こんばんは!!

あ~この一週間も楽しみで楽しみで仕方ありませんでした(*´▽`*)

第5話、11/10放送。今夜もリアルタイムで見られました!

 

前回のおさらいはこちらから↓

nohohonlife.hatenablog.com

 

何をもってしてもまずは一言。

 

涙なしには見られないねぇ…(小松さん風

 

 

 

登場人物

 

 

鴻鳥サクラ(綾野剛)…産婦人科医であり天才ピアニスト「BABY」でもある。「BABY」であることは助産師の小松と院長の大澤しか知らない。好物はカップ焼きそば。 産まれてすぐに母をガンで亡くし、乳児院・児童養護施設で育つ。このままペルソナで働き続けていいのか悩んでいる。

 

下屋加江(松岡茉優)…産婦人科医。四宮に対し、苦手意識がある。白川とは同期で喧嘩が絶えない。好物は焼肉。自他ともに一人前になった、と思った時に大きな局面に遭遇する。

 

四宮春樹(星野源)…産婦人科医。サクラはライバルであり信頼する同期。自身の経験から患者に冷徹に現実を突きつけ、厳しいことを言ってしまう。好物はジャムパン。今回はプライベートな一面をのぞかせる。

 

小松留美子(吉田羊)…助産師(天職だと思っている)ペルソナの助産師長。明るく、元気にお産を先導する。またお産に対して「自分は臆病」だと思っており、サクラや四宮のことをリスペクトしている。好物は豚足。今回は女性としての転機を迎えることに。

 

白川領(坂口健太郎)…新生児科の医師。代々続く医師の家庭育ちであり、実家からは医院を継ぐように言われプレッシャーを感じている。下屋とは同期であり、喧嘩が絶えない。今回は経験を積み自信が付いたところで高い壁にぶち当たる。

 

今橋貴之(大森南朋)…新生児科部長、周産期母子医療センターのセンター長を兼任。日々NICU(新生児集中治療室)で奮闘している。サクラや四宮にとって、心の支えのような存在。人材確保のため奔走しているが限界に達してきている。

 

大澤政信(浅野和之)…ペルソナ総合医療センターの院長。経営者として訴訟の多い産婦人科で問題が起きることを恐れているが患者のための病院づくりに励んでいる。 

 

向井祥子(江口のりこ)…メディカルソーシャルワーカー。医師とは違う立場から患者の社会的な活動のアドバイスをしたり、メンタリティの面から支えている。今回は早産児や障害のある赤ちゃんの退院後のフォローや産後うつの母親のケアなどを行う。 

 

新メンバー

赤西吾郎(宮沢氷魚)…初期研修医。赤西産婦人科医院の息子で、四宮のジュニアとして愛のある鞭を受ける。親と同じ産科医になることに抵抗がある。 

 

荻島勝秀(佐々木蔵之介)…隠久ノ島病院の院長。サクラと四宮の恩師。産科過疎地の離島で総合医として孤軍奮闘している。サクラと四宮の今後の指針となる存在。

 

倉崎恵美(松本若菜)…四宮を知る謎の妊婦 

 

 

第5話

サクラ(綾野剛)の元に診察に訪れた妊娠27週の妊婦、西山瑞希。
診断の結果、切迫早産の可能性があり急遽入院することに。同じく切迫早産で入院している妊婦、七村ひかるの病室に小松(吉田羊)が瑞希を連れてくる。同じ境遇の2人はすぐに意気投合し仲良くなるが、そんな中、瑞希の赤ちゃんに予測できなかった事態が…

 

白川(坂口健太郎)が見ているベビーは下屋(松岡茉優)が3日前に緊急帝王切開した超低出生体重児の翔太くん。翔太くんは早期に手術の必要があるが、両親は帝王切開になった経緯に納得出来ず、今橋(大森南朋)に手術をしないと告げる。

赤ちゃんと一緒に生活していく家族のため、下屋はある行動を起こす─

 

 

 

感想

めっちゃ泣きましたわ…

ツラいですね…胎内で死亡することは臨月、ほんとうに産む直前まで起きうることなんです。だから無事に出産するというのは奇跡としか言いようがないんです。

みんな平気で、赤ちゃんは生まれてきて当然って考えているかもしれませんけどね。

初期流産なんて4~5人に1人が経験するような身近なものなんですよ。

 

IUFD(子宮内体児死亡)

赤ちゃんがお腹の中で死亡することを言います。

死産した赤ちゃんは戸籍には残りません。

なので髪の毛や爪、足形や手形を残したり、沐浴したりという思い出作りをします。

悲しい気持ちに寄り添うことを「グリーフケア」と言います。

赤ちゃんを亡くしたママにどう寄り添えばいいのか…ここのサイトが詳しく書いてありました。興味がある方は見てみてくださいね。

pocosmama.jp

 

手術をして救える命なのに

ドラマの中で、超低体重児で生まれてきた赤ちゃんの手術を渋るご夫婦が出てきましたね。

気持ちは分かります。搬送されてすぐにカイザーになった。同意書にサインをしなければならない状況になっていた。いざ生まれてみたら手術をしてもしなくても後遺症が残る、障害が残るという子を自分の子として認められない気持ち。

特にそういう気持ちは男親に多いような気がしています。

どうせ障害が残るなら、手術をしてまで助けなくても。

命があるのだから、助ける手段があるのだから手術をしたい。

どちらも正しいだけに、助けるだけが全てじゃないかも知れない…と思ってしまいます。

それは医者である下屋ですら揺らいでしまうんですね。

四宮先生が「交通事故に遭った人を見たら何も考えずに助けるだろう?そのあとに後遺症が残るかどうかなんてそこでは考えないだろう?」と言ったんです。

確かにそうかもしれない。

 

 

食道閉鎖症を併発している口唇口蓋裂の赤ちゃんの手術に親が同意せず餓死するという事件がありましたね。 

ドラマでは白川先生が「児童相談所に言って、親権停止させてその間に手術しましょう」と言ってました。

その事件でも同じように考えていた先生がいましたが、親権停止できなかったんです。そのまま赤ちゃんはミルクが飲めず餓死しました。

食道閉鎖症も口唇口蓋裂も手術をすれば良くなるのに親が受け入れられない。

医者としてはもどかしいでしょうね。助けられる命があるのに助けられないという思いをするのは。

でも、その子と治療後・退院後に過ごすのは親なんです。

子供の命を救いつつ、親の気持ちに寄り添う、というのはいかに難しいことなのかと考えさせられました。

 

 

死産の定義

流産と死産の分かれ目は12週が経っているかどうか、です。

ややこしいのですが以下の通り。

厚生労働省の「死産の届出に関する規程」(昭和21年9月30日厚生省令第42号)の定義では、死産とは、妊娠4カ月(妊娠12週)以後の死児の出産のことを指します。一方で、一般的に流産は、妊娠22週未満で妊娠が終わることを指します。 

 

12週未満…流産(自然に出血して流れる場合もありますし、胎内にとどまった場合だと手術をします。方法は掻把・吸引。)

12週以降…後期流産(出産と同じく陣痛を人工的に起こして分娩します)

23週以降…死産(出産と同じく陣痛を人工的に起こして分娩します)

 

妊娠の周期で言えば最終整理が始まった日から1日と数えるので妊娠に気付くのは早くても妊娠2か月に突入してからになります。生理1日目なんて絶対にまだ妊娠してないのに不思議な数え方ですよね。ここはよく勘違い(特に男性!)されるところなので気を付けてください。

そう考えると、12週ってあっという間の出来事です。

 

死産に気付く?

基本的に、母親は胎内の中で赤ちゃんが死んだことを知るすべはほとんどありません。

妊娠初期では定期健診や予期せぬ出血で受診して知ることになります。

胎動を感じる頃だと胎動がなくなったことに気付いて受診して、エコーで知ることがほとんどだと思います。

MIYUも持っていましたが自宅でも胎児の心拍を聞けるドップラーもありますので心配な方は購入しても良いと思います。

 

 

 

 

死産の原因

1/4が原因不明です。

あかちゃんに問題がある場合、胎盤に問題がある場合、臍帯に問題がある場合などもありますが診断は難しいそうです。

解剖する、という方法もありますがこれを望む親はあまりいないでしょうね…

 

死産の対応

子宮内で胎児が亡くなると、ある程度の時問を経て、陣痛が発来し分娩(死産)となります。ただし、ほとんどのケースでは陣痛前に診断されるので、陣痛を誘発して死産となります。教科書的には、子宮内胎児死亡(IUFD)後に時間が経過すると死胎児症候群といって、胎児成分に由来する組織トロンボプラスチンが母体血中に侵入し、凝固異常からDIC(播種性血管内凝固症候群)を起こすことがあるとされていますが、通常の死産で死胎児症候群が見られることは極めて稀でしょう。ただし、現状はそれを理由にIUFDと診断された後、すぐに入院となり、陣痛を誘発しています。グリーフケアの観点からは好ましくないと考えます。

娩出法は診断時の妊娠週数、胎児の大きさなどが考慮されますが、一般的にはラミナリアなどを使用し、子宮頸管をある程度開大させた後、プレグランディン膣座剤を3時間ごとに膣円蓋部に挿入し、陣痛を誘発します。ただし、妊娠後期の死産の場合は、通常の陣痛誘発と同じように、オキシトシンの点滴静注を使用することになるでしょう。

死産の場合、基本的には経腟分娩が選択されますが、常位胎盤早期剥離による出血など、緊急に胎児娩出が必要な場合は、母体適応で緊急帝王切開が選択されます。

引用:NPO法人 SIDS家族の会 | 死産について

中絶でも出産する?

以上の点から妊娠12週以降の胎内で赤ちゃんが死亡した場合、手術ではなく分娩になることが理解できたと思います。

そしてそれは実は中絶でも一緒なのです。

中絶には2通りの種類があります。

  • 妊娠初期中絶…12週未満。掻把・吸引。麻酔ありで日帰りが可能
  • 妊娠中期中絶…13週~満22週。出産。麻酔ナシ、短期入院が必要

 

中絶は22週まで可能ですが、妊娠中期になると胎児はそれなりの大きさになり、掻把や吸引の方法では中絶ができません。

なので中期中絶では子宮口をラミナリアやバルーンで開き、促進剤を膣剤で入れたり、飲んだり、点滴で落としたりして陣痛を誘発させ、産むのです。これはもう普通の出産と変わりはありません。胎児が小さく薬で陣痛を起こすので、急激に陣痛が始まり急激に進むことがほとんどです。

産まれた赤ちゃんはもちろん生きていけません。大きく育っていればごくまれに産声をあげることもあるそうですが肺が未発達のためそのまま死亡します。産声を上げたからと言って医療行為は行えないのです。お医者さんもただ見ているだけになります。

 

MIYUの夫も勘違いしていました。大きく育ってからの胎児の死亡・中絶はてっきり帝王切開のようにお腹を開くのだろう、と。

でも四宮先生も前回言ってましたよね、切る必要のない患者は切らなくていい、と。

精神的には寝てる間にお腹から取り出してもらった方がいいのですがやはり緊急でもない限りはおなかを切ることはリスクがあります。次回の妊娠を考えるとやはり経腟で産む方が良いのです。

 

しのりんのキャラ…

 四宮先生の扱いがちょっと雑になってきたような気がしますけどーーーー!?!?

もっと硬派なままでいいんですよ!!なんでイジられキャラにしちゃってるんです!?

そりゃプリン好きなしのりんも可愛いけどーーーー( ;∀;)

どうもキャラ設定が星野源寄りになってきたというか…なんだか雲行き怪しいですね!?

ダメですよ、キャラ崩壊させちゃ~~~~(; ・`д・´)

 

 

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