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MIYUの日常を綴ったブログ

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【第10話】コウノドリ【出生前検査を受ける権利・受けない権利。産む産まないは命の選別か?】

今期はコウノドリを楽しみに一週間を生きているMIYUです、こんばんは!!

あ~この一週間も楽しみで楽しみで仕方ありませんでした(*´▽`*)

第10話、12/15放送。今夜もリアルタイムで見られました!

 

前回のおさらいはこちらから↓

 

 

 

 

まずは一言。

 

答えは出ない。

 

 

 

登場人物

 

鴻鳥サクラ(綾野剛)…産婦人科医であり天才ピアニスト「BABY」でもある。「BABY」であることは助産師の小松と院長の大澤しか知らない。好物はカップ焼きそば。 産まれてすぐに母をガンで亡くし、乳児院・児童養護施設で育つ。このままペルソナで働き続けていいのか悩んでいる。

 

下屋加江(松岡茉優)…産婦人科医。四宮に対し、苦手意識がある。白川とは同期で喧嘩が絶えない。好物は焼肉。自他ともに一人前になった、と思った時に大きな局面に遭遇する。→第6話で救命へと異動する!

 

四宮春樹(星野源)…産婦人科医。サクラはライバルであり信頼する同期。自身の経験から患者に冷徹に現実を突きつけ、厳しいことを言ってしまう。好物はジャムパン。今回はプライベートな一面をのぞかせる。

 

小松留美子(吉田羊)…助産師(天職だと思っている)ペルソナの助産師長。明るく、元気にお産を先導する。またお産に対して「自分は臆病」だと思っており、サクラや四宮のことをリスペクトしている。好物は豚足。今回は女性としての転機を迎えることに。→第7話で子宮全摘をする

 

白川領(坂口健太郎)…新生児科の医師。代々続く医師の家庭育ちであり、実家からは医院を継ぐように言われプレッシャーを感じている。下屋とは同期であり、喧嘩が絶えない。今回は経験を積み自信が付いたところで高い壁にぶち当たる。→第8話で誤診をし、更なる高みを目指すため小児循環器科への異動を決意する

 

今橋貴之(大森南朋)…新生児科部長、周産期母子医療センターのセンター長を兼任。日々NICU(新生児集中治療室)で奮闘している。サクラや四宮にとって、心の支えのような存在。人材確保のため奔走しているが限界に達してきている。

 

大澤政信(浅野和之)…ペルソナ総合医療センターの院長。経営者として訴訟の多い産婦人科で問題が起きることを恐れているが患者のための病院づくりに励んでいる。 

 

向井祥子(江口のりこ)…メディカルソーシャルワーカー。医師とは違う立場から患者の社会的な活動のアドバイスをしたり、メンタリティの面から支えている。今回は早産児や障害のある赤ちゃんの退院後のフォローや産後うつの母親のケアなどを行う。 

 

新メンバー

赤西吾郎(宮沢氷魚)…初期研修医。赤西産婦人科医院の息子で、四宮のジュニアとして愛のある鞭を受ける。親と同じ産科医になることに抵抗がある。 産科医の研修のあとNICUの研修へと異動。現在は下屋がいる救命の研修へと移っている。

 

荻島勝秀(佐々木蔵之介)…隠久ノ島病院の院長。サクラと四宮の恩師。産科過疎地の離島で総合医として孤軍奮闘している。サクラと四宮の今後の指針となる存在。

 

倉崎恵美(松本若菜)…四宮を知る謎の妊婦だったが産科の後輩であることが判明する。救命に行った下屋の代わりに、産科へ復帰した産科医である。シングルマザーでNICUを退院したばかりの子供を持つ。

 

 

 

 

第10話

 別のクリニックで出生前診断を受け、21トリソミー陽性と検査結果が出た妊婦の高山透子(初音映莉子)と夫・光弘(石田卓也)がサクラ(綾野 剛)の元を訪れる。
透子と光弘に確定検査である羊水検査について説明するサクラは、お腹の中の赤ちゃんについて「二人で向き合い、決めていくことになる」と告げるが、動揺する透子と光弘に「これからのことを一緒に考えよう」と寄り添い支える。

一方で、サクラと今橋(大森南朋)は、出生前診断を受けたもう一組の夫婦、明代(りょう)と夫・信英(近藤公園)のカウンセリングを行う。こちらの夫婦は羊水検査でダウン症候群との診断を受けていたのだ。サクラと今橋を前に明代は“ある決意”を告げる。
2組の夫婦の選択に、サクラはどう向き合い、どう寄り添っていくのか。
命について、思い悩むペルソナメンバーたちに、サクラは自らの“ある想い”を告げる──。

 

感想

あああああ、今回は本当になんと言っていいのやら…。

メインの話題は出生前診断でしたね。

出生前診断とは

あかちゃんが生まれる前に検査をして異常がないか検査をすることです。

主に分かる異常は先天性・遺伝性の病気・奇形・染色体異常などです。

出生前診断を受けなくても、妊婦検診のエコーで胎児や心拍・羊水に異常がないかなどはチェックしています。

診断方法はいくつかありますが、ここでは割愛しますね。妊娠初期から受けられるものもあります。費用も2万~20万程度でしょうか。

しかし誰でも受けられるわけではなく夫婦のどちらかに染色体異常があったり、胎児が重い病気にかかっている・かかる可能性(エコーでの診断で疑い)がある場合、高齢出産で高リスク・過去に異常を持つ赤ちゃんを授かったことがある場合などに受けることができます。

 

新型出生前診断(NIPT)とは

上で言う出生前診断とはちょっと違っていて、血液を10ccほど取って検査ができます。

検査を受けられる条件-新出生前診断-子育てサマリー

ドラマでは高山夫妻が受けていた検査はこれにあたります。しかし検査を実施する機関というだけで陽性が出た場合は自分で病院を探したりする手間がある場合もあります。

 

 

診断のメリット・デメリットは?異常が判明したら??

異常が判明したからと言ってすぐ中絶というわけではありません。

産む・産まないは母親そしてその家族で決めることです。

産む場合はその障害への理解を深めたり、環境を整えたり心構えをして赤ちゃんを迎え入れるための準備期間に充てることができるメリットがあります。

産院側もその子の異常に合わせて病院を紹介することもできますし、手術が必要な場合の体制を整えることができます。

 

産まない場合は、中期中絶(薬で人工的に陣痛を起こして出産をする)の準備に入ります。

異常がある、と分かるのが15週以降が多いので中絶できる期間の22週(21週6日)までほんの少ししか時間がありません。診断が分かってから、産むか産まないかを決めなければならず相当な心労が溜まります。

もちろん中絶することで肉体的にも精神的にも負担がかかるのには間違いありません。

 

それから検査にもリスクがあります。その辺も考慮したうえで検査を受ける受けない、異常が見つかった場合はどうするのかを夫婦で話し合っておくべきでしょう。

 

 

今回のドラマの中では高山夫妻と辻夫妻のお腹の子にダウン症候群という判断でしたね。

ダウン症候群とは

ダウン症は目が少し吊り上がった特徴的な顔つきなので分かりやすい障害だと思います。

通常、ヒトの染色体は2本で1つの対になっています。

ダウン症候群は染色体の21番目が2本ではなく3本になってしまう先天性の異常です。21トリソミーと言われます。そこからまた細かく3つの型に分かれるのですがここも割愛します。

ダウン症候群には身体的な発達が遅れたり、知的の障害があったり、心臓疾患・呼吸器疾患をもって生まれる子もいるため産まれてから何度か手術をしなければならない場合もあります。

そもそも、妊娠すると染色体異常の場合は基本的に流産に至ることが多いです。21トリソミーも例外ではなく80%はそうなっていて、20%ほどが出生まで至ります。

ダウン症、というのは体が弱いというところから来たのだと聞いたことがあります。

 

 

高山夫妻には子供がおらず、3年前から不妊治療をしていて初めての子でした。

辻夫妻には上の子(女児)がおり、お腹の子がダウン症と診断されました。

 

2組みの夫婦、お腹の子は同じダウン症ですが、2組を取り巻く環境は全く違うものでした。 

それに検査を受けるときの心構えも違いましたね。

高山夫妻は両親に勧められて、なんとなく。異常なんて自分には無縁のものだと思っていた。陽性が出て、周りからは諦めろと言われるが夫婦で結論を出したかったのでしっかり話し合い中絶を決めるも、手術の準備を始めるまえに「産みたい」と思い、産むことを決意。

辻夫妻は異常が判明したら諦めようと覚悟のうえで検査を受けた。上の子もおり、自分らが死んだあと上の子に負担がいかないように、と。陽性の結果を受けて、決意は変わらず中期中絶へ。中絶後は号泣。

 

どちらが正解でどちらが不正解ということはありません。

 

サクラは言っていましたね。

「その選択が間違いではなかった、と思ってもらえるように寄り添うこと」が僕らの仕事だと。

 

 

もしも私ならば。

MIYUは子どもを2人産んでいます。

出生前診断は妊婦検診のエコーでもし兆候を指摘されれば受けようと思っていました。

NIPTが出たのも2013年頃で、上の子が産まれる前でしたので受けようと思えば可能だったとは思います。

下の子の時も、エコーで指摘されれば受けよう、という考えでした。

エコーで指摘されて、異常が判明したら…きっと中絶を選んでいたと思います。

下の子に異常が分かれば、辻夫妻のように上の子のことを真っ先に考えるでしょう。

まだ世に誕生してない命より今ある命の幸せを優先させようと、すると思うんです。

妊婦に何かあった時、母体が優先されるように。

災害で、助からない人より助かりそうな人が優先されるように。

命VS命でないから「命の選別」だと批判されるんでしょうか。うーん、難しい問題ですね。

 

でも今悩んでる人がいたらこれだけは言いたい。

外野があれこれ言ってきても、育てるの自分たち。

周りが責任持って育ててくれるわけじゃないから。 

言いたいだけだろうな、叩きたいだけだろうな、な人たちの言葉には耳向ける必要なしですよ。 

 

遺伝カウンセリングとは

遺伝カウンセリングとは患者・家族のニーズに対応する遺伝学的情報およびすべての関連情報を提供し,患者・家族がそのニーズ・価値・予想などを理解した上で意志決定ができるように援助する医療行為である.その過程で,心配している状態・病気は遺伝的に本当に心配しなければならないことなのか,本当に心配しなければならないことならば,その可能性はどの位あるのか,その可能性を避ける方法はないのか,避ける方法があるならば,それはどのような方法で,どこで受けられるのかなどの疑問に答えるために多くの情報提供を行なう.

 

さて、コウノドリは次回が最終回!!

あれ?12話あるって聞いてたんだけどな!?!?

11話が最終話になるようです。

予告を見たのですが…これ漫画でも泣いたところだ~~( ;∀;)ってなりました。

それと、しのりんのお父さんが亡くなったそうで…。

どんな最終回を迎えるのか、楽しみですね!!

2018年、オススメ子どもが喜ぶポチ袋集!ユーモアなポチ袋も☆ - 〜のほほんLIFE〜

 

 主題歌のUru「奇蹟」はこちら

 

 

 

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